日記(1/30)

久しぶりにびっくりするような災難に遭った。
玄関周りを掃除していて
鍵のサムターンのつまみを(たぶん)中途半端に開けていた状態でドアが閉まってしまった。
私は、鍵を完全に開けていたと思っていたので、
当然開くものと思ってドアノブを回したがロックされている。

…… 数秒呆然。
こんな失敗は初めてだ。
どうしよう
携帯も財布も家の中。
去年暮れに、大家さんから管理会社にすべて管理が移行し、合鍵は誰も持っていない。
アパートの入り口に貼ってある管理会社も変更になり、連絡先も家の中にある書類を見ないとわからない。
もしかしたら合鍵があるかもしれない大家さんの家も管理会社もバスでないと行けない。
休日の家の中の姿。しかも掃除用。
すっぴん。ひっつめ。
フリース。サンダル。所持品は雑巾一枚。
歩いていけるような近所に友達は住んでいない。
交番?で電話を借りる? …結構歩くし、今日は雪で道路がぐしゃぐしゃ。
10分位うろうろしながらいろいろ考え
念のため、念力で開けようとしたが開かない。

仕方がないので近所のコンビニで電話を借りて鍵屋に来てもらうことにする。
一番近いコンビニはあまりにも近すぎて、後々に面倒があるといやなので避け、
二番目に近い、といっても三分くらいのところだが、めったに行かないコンビニへ。
幸いなことに、店員さんはおっさんお兄さんではなく、若いお姉さん。
事情を説明し、電話を貸してくれるようお願いした。
お姉さんは私物のスマホで、鍵屋を探してくれ、
本当はいろいろ吟味したいところだったが
とにかく早く何とかしたくて、検索の一番上に出てきた全国チェーンのところにした。
コンビニの電話を貸してくれた。
フリーダイヤルなので、それほど恐縮せずに借りて電話。
30分から1時間くらいで行くので、服の特徴を言ってくださいと言われ
しどろもどろで部屋着の色等説明。
電話の途中で男性の店員さんも来た。12時だったので入れ替わりor増員の時間?だったのかも。
二人並んで半笑いで私の電話の様子を伺っている…死にたいほど恥ずかしかった。
お礼を言ってコンビニから部屋の前へ。
待っている時間が長くて長くて寒くて寒くて
自業自得だとはいえ、いろんなものを呪った。
時計がないのでよくは分からないが、1時間くらいでやってきた。
派手な鍵のなんとかと書いてある車かと思いきや、普通の車だった。
鍵屋のお兄さんが、ドアノブを調べ、
「このタイプの鍵だと普通より技術がいるので少し高くなります。
 それに出張料と休日料金で25000円に消費税となりますが」 と言う。
私の想定では一万円台だったので少し絶句したが、仕方がない。
何かを選んだり決めたりするときは、事前にチラシやインターネットなどで情報を収集してからと決めているが
今回ばかりはどうしようもない。
生協経由で割引の鍵屋もあったはずだが
諸々の情報は鍵を開けて部屋に入らなければ得られない。

で、25000円+消費税でお願いすることにして
作業の様子を見ていたが、なかなか開かない。
昔、テレビで犯罪なんとかとかで、針金で数秒で開けたりしていたが、手こずっている様子。
しばらくガチャガチャドライパーを鍵穴に突っ込んでまわしていたがだめ。
鍵屋さんは、ドアスコープを壊してもいいかと聞く。
金額は同じで、新しいドアスコープに戻すという。
部屋自体借り物なので私だけの判断でいいのかとも思ったが
とにかく早く開けたいので、了承。
鍵屋さんはドアコープを回したが、これもなかなか外れない。
私は寒いしトイレには行きたいしでもうプルプルしていた。
なんとかかんとかドアスコープを破壊し
ドアスコープから秘密棒(大したものではない)を突っ込んでサムターン回し。
ところがこれもなかなかうまくいかない。
これもテレビでは三分位で器用に開けていたのに
ドアの内側にガシガシと当たっている音はするがうまく回せていない様子。
鍵屋さんはしばらく頑張っていたが、とうとう
「ドアノブを壊してもいいですか?同じ値段で新品と交換しますから」と言った。

もはやどうでもいいので「いいです、もう壊してください」とお願いした。
それでもなかなか壊れない。
火花を吹くような切断機を車から取り出してきて
それもかなり悪戦苦闘していて、ようやく開いた。
鍵屋さんが到着してから一時間近くかかった。

鍵が開いた後、身分証明書の提示を求められ
お金を払い、本当は温かいものでも勧めたかったが
買い置きがあったペットボトルのお茶を渡し、
ようやく部屋に生還した。

幸いなことにガスも使っていなかったし
エアコンはちょうど消していたし
2時間半という時間と27000円以外は無駄にしなかった。
ショックな金額ではあるが、なんとかしてこの埋め合わせはしようと思う。

鍵屋さんは無駄なことは一切言わなかったし、嫌な感じの人でもなかった。
ただ、値段設定はやはり疑問。
最初の値段とドアスコープを交換した時の値段と
ドアノブを交換した時の値段が変わらないというのはどういうことなのか。
落ち着いていろいろ調べてみると
部屋の鍵開けは数千円から数万まで状況により開きがあるようだし
様子を見てふっかけてくる場合もあるし、値切ることもできるようだ。

でももしかするともしかするとだが
最初の値段はぼったくり価格(でも鍵屋的標準)かもしれないが
あとの追加作業分は、本当はもっとかかるところをそのままの値段にしてくれたのではないかという気もする。
通常ならば絶対に外に出ない、とんでもない休日スタイルだったので憐れだと思ったのかもしれない。

ドアノブを新しく取り付けるためのネジを回す作業にもずいぶん手間取っていて
もしかしたらちょっと器用ではない人なのかもしれないとも思った。
防犯対策に郵便受けをふさいでいたのも、このような状況に限っては仇となることも知った。

とにかく、今までこんな失敗をしたことはないのに。
中途半端なサムターンの回し方だと
ドアが完全に閉まらず、ぶつかって回避できていたのに。
なんでこんなことになってしまったのか。
これからは気を付けようと思う。
身分証も見せたし、住所や名前も知られたし、間抜けな人間リスト情報が流出しないことを願う。
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おおやしまねこ