月下独酌

お盆に帰省した時に、姪が高校生の時の漢文の教科書がその辺に置いてあったので
パラパラと見ていたら、懐かしい、月下独酌の漢詩が載っていた。
この詩は暗記させられたので覚えている。
高校生時代にこの詩を学んだ時には
なんと寂しい爺さんなんだろうと思ったが、今ならば深く味わえる。よくわかる。

月下独酌 李白
李白 月下独酌

どうしても縦書きにしたかったので、ワードで作ってそれを画像にした。

現代語訳は
http://kanshi.roudokus.com/gekkadokusyaku.html
こちらから頂きました(無断で済みません)。

花の咲き乱れるところに徳利の酒を持ち出したが
相伴してくれる者もいない。

そこで杯を挙げて名月を酒の相手として招き、
月と私と私の影、これで仲間が三人となった。

だが月は何しろ酒を飲むことを理解できないし、
影はひたすら私の身に随うばかりだ。

まあともかくこの春の間、
しばらく月と影と一緒に楽しもう。

私が歌えば月は歩きまわり、
私が舞えば影はゆらめく。

しらふの時は一緒に楽しみ、
酔った後はそれぞれ別れていく。

月と影という、この無情の者と永く親しい交わりをして、
遥かな天の川で再会しようと約束するのだ。



姪の教科書の例題には
「三人とは誰と誰と誰を指しますか?」などと糞つまらない設問があった。
私たちの時はそんな設問はなかったと思う。


自分と月と影で飲む酒。
これは春の詩だが、秋の月夜に私もやってみようと思う。


月下独酌というお酒もあるようだけど、けっこう高い。
私は安酒で十分。

↓このお酒うまかった。
飛騨のどぶ

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おおやしまねこ