<内陸地震7年>栗駒再興一歩ずつ

河北新報
<内陸地震7年>栗駒再興一歩ずつ
17人が死亡し、6人が行方不明になった2008年の岩手・宮城内陸地震から14日で7年となった。
大きな被害を受けた栗原市の栗駒山麓は地震前、観光客でにぎわった。
かつての風景はいまだ戻らないが、栗駒の温泉跡では、日帰り温泉施設の計画が具体化してきた。
地域は模索しながら一歩ずつ前へ進む。

内陸地震は08年6月14日午前8時43分、岩手県内陸南部を震源に発生した。
マグニチュード7.2、栗原、奥州両市で最大震度6強を観測した。
死者は宮城県14人、岩手県2人、福島県1人。宮城県の4人、秋田県の2人が依然、行方不明になっている。
土石流で7人が亡くなった栗原市栗駒耕英の旅館「駒の湯温泉」跡地では、
旅館を経営していた菅原昭夫さん(59)が日帰り温泉施設として再建計画を進める。
「ようやく気持ちの整理がついた」と言う。
栗原市では14日、耕英地区の住民が慰霊碑前で犠牲者の冥福を祈る。
市は同市栗駒で市総合防災訓練を実施するほか、
発生時刻に防災行政無線でサイレンを鳴らし、市民に黙とうを呼び掛ける。
2015年06月14日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150614_13004.html


岩手・宮城内陸地震で被災した栗駒山麓。
手前右に見える山肌のうち、左側に丸く膨らんだ場所が土石流に襲われた駒の湯温泉跡地。
日帰り温泉施設の計画が進む=栗原市栗駒
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<内陸地震>山麓 深い傷今も
<地滑り>荒砥沢崩落地を崖の上に位置する冠頭部から望む。
むき出しの山肌の向こう側の林は約500メートル四方の山塊で、
地滑りにより表層形状を保ったまま300メートルほど水平方向にスライドした。
山塊は「巨大移動体」とも呼ばれる
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岩手・宮城内陸地震で震度6強を観測した栗原市の栗駒山麓では、
大規模地滑りや山腹崩壊が多発し、山地災害の威力を見せつけた。
14日で発生から丸7年。国内最大級の地滑りにより、
山塊が水平方向に最大300メートルスライドした同市栗駒の荒砥沢崩落地周辺は、
今も一般の立ち入りが禁止され、治山や砂防の工事が続く。
約210万立方メートルの崩落土砂が迫川をせき止めた同市花山の湯浜地区では、巨大な砂防えん堤建設が進む。
8日、林野庁職員らの案内で荒砥沢、湯浜両地区を歩いた。
(栗原支局・藤本貴裕、若柳支局・横山寛、写真部・小林一成)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150614_13032.html

【途絶】荒砥沢崩落地内の巨大移動体に入り、草木をかき分けながら進むと、
ぶつ切りにされた旧市道荒砥沢線の上に出た。移動体には旧市道が900メートルほど残っているという
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