第1681回「あなたに起こったホラーなできごと」

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ホラーではないけど、父が亡くなった時。
よく、「虫の知らせ」というけれど、はっきりとわかるようなものはなかった。(少なくとも私には)
でも後で振り返ってみると、母や甥や姪は偶然のように
Xデーに向けて準備するような行動をしていた。
今日、明日という病状ではなかったのにもかかわらず。

母は偶々雑誌で、生前に遺影を作っておくという記事を読み、写真を選び出し、
写真屋さんに注文までしていた。写真が出来上がったのは亡くなった日。
また、台所のルーバー窓が、平成20年の内陸地震で壊れたままになっていた。
替えがなかなか入荷しないまま平成22年の秋まで、ビニールと板で覆っていた。
その窓が入荷したと店から連絡があり、店の人が来て入れてくれたのが亡くなる二日前。
で、せっかく新しい窓も入ったからと姪が気を利かせてくれて、台所の普通の窓すべてを掃除。
(葬儀は自宅で出すのが当たり前の土地柄、近所の人が手伝いに来るので台所はピカピカにしておかないとまずい)
その気の利く姪が、なぜかXデー前日に玄関の時計のメロディーを気まぐれに変えた。
それまで「歓喜の歌」とか「結婚行進曲」(時間によって変わる)だったのに
「ジュピター」と「アメイジング・グレイス」が交互に流れるように変えていた。
(葬儀の最中に鳴っても違和感のない選曲)
甥は当時大学生で実家を離れていて、たまに会うと床屋がめんどくさいとか言って
ぼさぼさの頭だったのに、すっきりした髪型になっていて
「なんで?帰ってくる前に切ったの?」と聞いたら「なんとなく、昨日(亡くなる前日)切った」と。
すべて偶然なのだろうけど、知らず知らずのうちに準備するかのように行動していた。
後でみんなで検証して、驚いた。

私はと言えば…近い間柄だというのに、しょぼい。
亡くなったのは夜だったが、その日の職場の昼休み時間に同僚と農家の物産展みたいな催事を覗きにいった。
そこに朝収穫したという、葉付きの大根があり、買おうかどうしようかさんざん迷って買わなかった。
結局、その日の夜から一週間実家に帰り、留守にしたので新鮮なうちに食べることはできなかった。
やはり買わなくて正解だった。
しかも実家からこっちに戻るとき、母が「ちょうど大根がいい塩梅にできているよ。持って帰る?」と。
とれたての葉付きの大根は手に入った。
他の家族に比べ、なんとしょぼいお知らせ行動なのか。
姉や義理の兄は特に何もなかったと言っていたけど
一番忙しくて大変な思いをしていたので、直後は思い返す余裕もなかったのかも。


でも、私は忘れていたのだが、同僚によると
その日の夕方、私は「妙な変な寒気がする」と言っていたらしい。
で、同僚が「なんかに憑りつかれたんじゃないの(笑)」と返したらしく
翌日、「○○さん(私)のお父さんが…」というのを知って、その冗談をとても後悔したらしい。
私はそんな会話は気にもとめず、帰って夕飯を食べて、お風呂にも入って寝ようという時に連絡が来て、
その後はずっとばたばたしていたので何も記憶にないし、特に不快にも思っていない。


私は夢を覚えている時は記録しているが、はっきりと予知するような夢は見なかった。
よく、歯の抜ける夢がどうとか言うけれど、
私は日頃、歯の不安を抱えているせいか、歯が抜ける夢はわりと頻繁にみる。
その頃も、差し歯が動いていたのでたまに歯が抜ける夢はみていた。
後で振り返ってみれば、だけど
確かに亡くなる数日前に
「歯が抜けた、どうしようと思いながら、夜の港で出航を手を振って見送った」(悲しい感情が伴っていた)
という、いかにもな夢はみていた。
むりやりこじつければ、そういうことを暗示する夢だったのかもしれないと思う。
「歯」ではなく「夜の港で出航を見送る」ということがお別れだったのかな…


それと、以前に書いたことがあるけど、初めて自分用のテレビを買って
最初に受信したのが某アイドルの死のニュース、
ビデオデッキを買って初めて試し撮りしたニュースが偶々某アーティストの死のニュースだったが、
実はこの時も…それまでパソコンで観ていたのだが、地デジが欲しくなり注文して届いた日だった。
(結局日中不在で受け取れず、テレビの偶然に恐れおののき、連絡してそのまま返品したが)


テーマに沿ったホラーとはちょっと意味合いが違う、不思議な偶然を書いてしまった。



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おおやしまねこ