尖閣諸島 国有化して何をするのか

産経 主張
尖閣諸島 国有化して何をするのか
2012.9.4 03:19
尖閣諸島の購入に向けた東京都の調査が行われた。国が上陸を許可しないため、洋上からの調査だったが、
活用策の検討に欠かせない多くの貴重なデータや知見が得られたことを評価したい。
野田佳彦政権はこれらの成果を生かし、国独自の統治強化策を早急に打ち出すべきだ。
調査は東京都や地元石垣市の職員らが小型船などに分乗し、9時間半行われた。
島に手が届くほどの距離に接近し、海岸線の地形、水温、海鳥やヤギなどの生息状況などが綿密に調べられた。
最大の魚釣島では、ヤギが増えて植物を荒らす食害が進んでいることが確認された。
北小島と南小島では、石原慎太郎都知事が指示した荒天を避ける船だまりの適地の有無を探る調査も行われた。
これだけ本格的な調査は、昭和54年5月に大平正芳内閣の下で沖縄開発庁(当時)が
尖閣に上陸して行った調査以来だ。今回、上陸が許可されていれば、さらに詳しいデータが得られたはずだ。
石原知事は来月、自身が尖閣に行き、上陸する意向を示した。
国は今からでも、都の調査のための上陸を許可すべきである。
野田政権は約20億円で尖閣を買い取る方向で地権者と交渉を進めていると伝えられる。
一方で、石原知事が国有化容認の条件として野田首相に提案した漁船待避施設や漁業中継基地の整備などには
応じない方針だともいわれる。
これでは国有化の意味がない。施設整備を許可すれば、尖閣の領有権を不当に主張する中国を刺激しかねないと
判断したのなら問題だ。事なかれ主義では尖閣を守れないことは明白である。中国との間で現状のまま維持する
合意があるのではないかと危惧する。
石原知事は仲井真弘多・沖縄県知事とも会談する意向で、石垣市も含む共同購入などを提案するとみられる。
野田政権も関係自治体と同じテーブルにつき、尖閣整備策の知恵を出し合うべきだ。
自民党の石破茂前政調会長はフジテレビの番組で、尖閣諸島の実効支配を高めるため、
くい打ち式桟橋やヘリポートを建設すべきだとの考えを示した。
石破氏を支援するグループは安倍晋三元首相の陣営に、領土に関する勉強会の共同開催を打診している。
自民党総裁選や民主党代表選に向け、尖閣の活用・防衛策などについて熱い論戦を期待する。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120904/plc12090403200003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120904/plc12090403200003-n2.htm





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