壊れた「留め金」…海山の破壊が大震災誘発か

壊れた「留め金」…海山の破壊が大震災誘発か
2011.10.8 07:16
東日本大震災の巨大地震は、プレート(岩板)境界に沈み込んだ海底の山(海山)の破壊が
引き金となって起きた可能性があることが、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の分析で7日、分かった。
謎だった巨大地震の仕組みの解明につながる成果で、12日から静岡市で開かれる日本地震学会で発表する。

この海山は現在、宮城県沖約150キロの海底下にあるとみられる。太平洋プレートに乗って西へ移動しており、
約100万年前、東北地方が乗っている北米プレートの下へ日本海溝から沈み込み始めたという。

東北地方の日本海溝沿いのプレート境界は摩擦が小さいため固着しにくく、マグニチュード(M)9級の巨大地震は
起きないとされてきた。しかし、この海山がプレート境界に引っ掛かることで“留め金”の役割を果たし、
巨大エネルギーが蓄積されていたらしい。

今回の分析で、海山が数百年程度の間隔で一部が壊れて留め金がはずれ、プレート境界が滑り、
巨大地震が繰り返されていた可能性が浮上した。
同研究所の熊谷博之主任研究員は「この海山による巨大地震は将来も繰り返し起きるだろう」とみている。

熊谷研究員らは大震災の長周期地震波の分析から、震源を中心とする半径約70キロの狭い領域が
約50メートル滑ったと推定。この場所では沈み込んだ海山とみられる地下構造が6年前に報告されていたほか、
海山が原因とされる1994年のインドネシアの地震と地殻変動が類似することも突き止めた。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/111008/scn11100807220000-n1.htm

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